ブレンドテーマは
「龍脈」
「土砂崩れは大地の深呼吸。息を塞がれた自然の最後の抵抗」
ドキュメンタリー映画「杜人」のなかで語られた言葉です。
「杜人」として描かれる自然再生医の矢野智徳さんは、風の通り道を作るようにして草を刈ります。
草は根こそぎ刈るから反発していっそう暴れる。
風がどこを吹き抜けるのかを読んで、その風の道をすこしだけ開けるように草を刈ると、雑草たちは上に延びるのではなく土の中に広く根を張り、土中にミネラルを保ってくれる。
これが自然のバランスだと。
「表層5センチは地上と地下の境界面で最も重要な部分。そこには上空1万mの大気圧がかかっているから固くなりがち。でも移植ゴテで小さな穴をあけると高低差が生まれ、空気はその穴に渦を巻いて入っていく。地中に入った空気を水は後追いし、植物はその動きに反応して根を動かし、小動物、微生物も呼吸ができるようになる。イノシシも、モグラも、セミも、カニも、アリも、人間以外の生き物は日々それをやっている。」
東洋医学では、自然の波にのることが何よりも大事だと言います。
私も常に、不自然なライフスタイルが自律神経を乱して未病を作ると話ししていたのですが、矢野さんのお話しを聞いていると、私はなんと自然のことがわかっていなかったのかと痛感しました。
風と水の通り道をつくると、病んだ自然が再生するといいます。
水はまっすぐには流れない。
水は曲がりくねって、渦を巻くように流れるので、水の流れを作り出す時にはクネクネとした道をつくることが大事。だけど、今の川はまっすぐでしょ? だから風がながれない。川も流れずに堆積物が生まれると。
画像:杜人〜環境再生医 矢野智徳の挑戦〜
このことは私たちの体の中とまるっきり同じです。
気の通り道、水の流れが健康な体を維持してくれています。
まずは水を流すことがなによりも大事なのです。
梅雨の時期は水が溢れるため、体内の水も滞りがちに。
そんなときには水を流す「気」を持つ食薬が役に立ちます。
今月のブレンドにはいつもよりも流す力が強い食薬を使っています。
みなさまの体内の流れが整いますように。
そして土中の水の流れが整うと、地表の植物が再生するように、みなさまの心もエネルギーを取り戻し、前向きなエネルギーが溢れますように。
そんな願いを込めてブレンドいたしました。
龍:ryuu
【6月の定期便送付ブレンドティー】
ティーバック 2g×12p
<素材>
・熟成三年番茶
無農薬
宮崎県五ヶ瀬町産
・紫蘇
自然栽培
宮崎県日南市産
・びわ葉
天然素材
宮崎県五ヶ瀬+日南市産
・トウモロコシひげ
自然栽培
宮崎県日南市産
・レモンピール
自然栽培
宮崎県日南市産
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